はかりがなくてもできる分量の見積もり
はかりなしで肉のたんぱく質を見積もる方法
はかりなしで肉のたんぱく質を見積もる方法。手のひらで重さを見当づけ、生か加熱後かに合う100gあたりの値を掛けて目安を出します。
ガイド

サラダのカロリー計算では、密度の高い材料だけを量り、葉野菜は目分量で十分です。 レタスはエネルギーが少なく、多少ずれても合計にほとんど響きません。一方、ドレッシング、チーズ、ナッツ、油は違います。大さじ数杯でも、ボウル一杯の葉野菜より多くのカロリーになることがあります。はかりに載せる価値があるのは、こちらの材料です。
写真や目分量でサラダのカロリーがずれやすいのは、混ぜ込まれた油やドレッシングが見えないからです。写真は量の多さをよく伝えます。レタスが山盛りで、フェタチーズが少しのっていることは分かります。しかし、和えた後に葉の一枚一枚についた油や、ボウルの底にたまったドレッシングは写りません。
これは推測ではなく、報告されている弱点です。画像を使った栄養アプリの研究は、混ざった料理の扱いを調べています。材料がはっきり分かれておらず量を判断しにくい場合に、記録の誤差が繰り返し生じると報告しています(JMIR mHealth and uHealth, 2021)。サラダはまさにその例です。複数の材料が混ざり、カメラには一つの塊に見えます。問題になるのは葉ではなく、ドレッシングです。
自宅で作った料理全般でも、混ぜ込んだ材料は写真から漏れやすく、上にのった材料のほうが拾われやすくなります。加熱した料理での例は、レシピのカロリー計算のやり方で確かめられます。
サラダでカロリーが集中するのは、油を多く含むドレッシング、チーズ、ナッツです。材料によって1gあたりのエネルギーに大きな差があり、見た目の量だけで判断すると外れます。
USDA FoodData Centralでは、ロメインレタスは100gあたり17 kcal、アイスバーグは14 kcalです(USDA FoodData Central)。オリーブオイルは100gあたり884 kcalです(USDA FoodData Central)。差は約50倍になります。「サラダ」と一括りに記録すると外れやすいのは、この差が理由です。
どの材料が高密度の側にあるかが分かれば、注意を向ける場所も決まります。そこは量り、残りは目分量にします。
ドレッシングは、サラダの合計を最も大きく動かす材料の一つです。USDA FoodData Centralでは、市販のイタリアンドレッシングが100gあたり240 kcal(USDA FoodData Central)、フレンチドレッシングが457 kcal(USDA FoodData Central)、マヨネーズタイプが680 kcalです(USDA FoodData Central)。手作りのビネグレットは、油が大半を占めるため、この範囲の油に近い側になりやすいです。
日本の市販品なら、食品表示基準にもとづく栄養成分表示で100gあたりの値を確認できます。表示は消費者庁の食品表示基準で定められています。
手作りなら、小さなレシピとして扱います。油、酢、必要ならマスタードやはちみつを量り、カロリーを足し、できた回数分で割ります。レシピ1人分のカロリー計算ツールなら、材料と重さを入力すると1人分のカロリーが出ます。
いつものドレッシングを一度計算しておけば、同じ配合で作るたびに使える数字になります。
計算例として、量ったサラダ1杯を示します。レタスと高密度の具材はUSDAの数値です。重さは、計算を簡単にするための例示です。
| 材料 | 重さ | 100gあたりのkcal | カロリー |
|---|---|---|---|
| ロメインレタス | 300 g | 17 | 51 |
| フェタチーズ | 40 g | 264 | 106 |
| くるみ | 20 g | 654 | 131 |
| イタリアンドレッシング | 30 g | 240 | 72 |
出典:レタスはUSDA FoodData Central、ドレッシングはUSDA FoodData Central、フェタはUSDA FoodData Central、くるみはUSDA FoodData Central。
4つの数字を足します。51 + 106 + 131 + 72 = 360 kcal です。フェタ、くるみ、ドレッシングの合計90gで309 kcalになります。一方、3倍以上の重さの300gのレタスは、51 kcalです。合計を決めるのは、下に敷いた葉の山ではなく、3つの高密度の材料です。 この3つを量れば、レタスの重さで答えはほとんど変わりません。
サンドイッチも、同じ考え方で数えられます。パンとレタスは、見積もりのずれが小さい材料です。カロリーが集中するのは、バター、マヨネーズ、チーズ、脂の多いスプレッドで、サラダのドレッシングと同じ位置づけです。
スプレッドとチーズは、パンや野菜とは別に量ります。上のマヨネーズタイプの100gあたり680 kcalを使うと、大さじ1杯だけで100 kcal近くになることもあります(USDA FoodData Central)。ソースやスプレッドは、ドレッシングと同じく、別の1行として扱います。
見落としやすいのは、量っていない油とドレッシングです。次の点に気をつけると、ずれを抑えられます。
Avocaloの写真推定は、画像から読み取れる食品を特定し、量、カロリー、マクロ栄養素を推定します。何も量らず、葉の下にたまった油やドレッシングは見えません。写真推定が高めや低めに出やすい場面は、AIカロリー計算アプリの精度で解説しています。
サラダの場合、レタスの量はおおよそ読めても、混ぜ込まれたドレッシング、チーズ、ナッツの量までは分かりません。そこで、撮影後に推定を見直し、ドレッシング、チーズ、ナッツをグラムで足します。グラムは、キッチンスケールか、ラベルの数値から取ります。
保存前の推定は、アプリで編集できます。Avocaloをダウンロードして写真を記録し、この記事の数字で高密度の材料を調整してください。
量る必要はありません。レタスは100gあたり14〜17 kcalと少なく、重さを大まかに見積もっても、合計のずれは数kcalにとどまります。注意はドレッシング、チーズ、ナッツに向けるほうが効果的です。
どちらが高いとは言い切れず、どちらも100gあたりでは高めです。USDAのデータでは、イタリアンが240 kcal、フレンチが457 kcal、マヨネーズタイプが680 kcalです。種類よりも、油の割合が合計を決めます。
ドレッシングの濃度やスプーンへの入れ方で変わるため、ここで1つの数字は示せません。いつもの1回分を一度キッチンスケールで量れば、自分の答えが分かります。その値は、次回からも使えます。
違いはあります。和えると全部の葉に付くので、別添えでボウルに残る分がある場合より、多く食べやすくなります。注ぐ前にドレッシングを量っておけば、この差は気にしなくて済みます。
小さな手作りレシピとして扱います。油、酢、ほかの材料を量り、USDAの記録かレシピ1人分のカロリー計算ツールでカロリーを足して、できた回数分で割ります。
この記事は、Petros IT Solutions SRLのためにAvocalo編集部が執筆しました。出典と数値の確認方法は編集方針をご覧ください。誤りのご報告は[email protected]までお願いします。